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2022.12.23

外部リンクは【SEO】でペナルティーになる?

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こんにちは!スタッフK2です。
今回は、SEO対策で重要な「外部リンク」について説明させていただきます。

・外部リンクとは
外部のHPから自分のHPへのリンクを「外部リンク」といいます。
この外部リンクが検索結果の順位を決定する大事な要素の一つになっています。
ただし、順位が上がるかどうかは、外部リンクの「質」が非常に重要視されています。
質によっては、ペナルティーを受けて検索結果から表示されなくなってしまうこともあるのです。
そこで今回は、サイトの評価を下げてしまう「悪い外部リンク」と、評価を上げる「良い外部リンク」についてご紹介します。

・かつては、外部リンク数=評価につながっていた
2000年頃は、外部リンクが多いということは、様々な紹介があるページであるとの判断から、外部リンクの多いサイトが良質なサイトとしてGoogleから評価されていました。
ところが、多くのSEO業者がこの仕組みを悪用し始めたのです。

・外部リンクの仕組みの悪用とは?
具体的に悪用とは、外部リンク用のコンテンツをたくさん作って、そこから順位をあげたいサイトへリンクをさせ、そのリンクを売買などを行う事です。
リンクするためだけに作られたコンテンツは内容が薄く、中にはコピーしただけのサイトもたくさんありました。
その結果、ウェブ上には質の低いサイトが量産されてユーザーが検索をかけたとき、ニーズを満たさない低品質なサイトがたくさんヒットすることになりました。
例えば、下記のようなサイトです。

1.コピーコンテンツ
既存のサイトの記事をコピーしてそのまま貼り付けただけのサイトです。キーワード部分に外部リンクが貼られます。

2.リンク集
HPへのリンクをただ羅列しただけのサイトです。フォームで登録するだけでリンクを貼ってもらえるサイトもあります。

3.キーワードを詰め込んだコンテンツ
不自然なほどキーワードが詰め込まれているサイトです。
多くは文章中にアンカーテキストとしてキーワードを用いて、キーワードを必要以上に繰り返すばかりで、肝心な内容は非常に薄いものです。

4.自動生成されたコンテンツ
3で挙げた、「キーワードを詰め込んだコンテンツ」をプログラムで自動生成したものです。
翻訳ツールでテキストを自動生成したり、複数のHPのコンテンツからテキストを抜き取ってつなぎ合わせたりした、ほとんど意味をなさないコンテンツです。

5.隠しテキストや隠しリンクを含むコンテンツ
文字サイズを小さくしたテキストでリンクを貼ったり、背景色と同じ色のテキストでキーワードを詰め込んだり、画像でテキストを隠すなど、意図的にユーザーの目から見えないリンクやテキストを入れ込んだコンテンツです。

6.テーマが統一されていないサイト
同一サイトに、統一されていない様々なジャンルの外部リンクを貼ったコンテンツです。

・Googleが質の低いサイトを一掃
1.「パンダアップデート」
2011年(日本上陸は2012年)に適応された、質の低いコンテンツを対策するためのアップデートです。
コピーコンテンツや内容が薄く情報のないサイトの評価を下げ、良質なコンテンツの評価をました。

2.「ペンギンアップデート」
2012年に行われた、品質の低いリンクやリンクサイトを無効化するアップデートです。
キーワードを詰め込みすぎていたり、リンクをカモフラージュするために隠しテキストにリンクを貼ったり、コンテンツ内に脈絡なくリンクを貼ったりしているサイトをスパムサイトと位置づけ、評価を下げました。
また、そのサイトから外部リンクを受けているサイトの評価も下がりました。

3.「ハミングバード」
2013年に導入されたコンテンツの文脈を理解し、キーワードとの関連性が高いサイトの評価をあげるためのアルゴリズム改変です。
これ以降、よりユーザーのニーズを捉えたサイトが検索結果で上位に表示されやすくなりました。

・外部リンクはもう必要ないの?
検索エンジンのアルゴリズムが変わり、現在は外部リンクの数よりもコンテンツ自体の質が重視されるようになりました。
では、外部リンクにはSEO効果はないのでしょうか?
確かに、上記で紹介したような悪質コンテンツからの意図的なリンクは、評価を下げる原因になります。
しかし、ユーザーから自然と集まる「ナチュラルリンク」は現在も評価を上げる要素になっています。

・ナチュラルリンクとは?
自然にユーザーが設置してくれるリンクのこと。
本来の口コミや紹介の意味合いがあるリンクです。
意図的なリンクかナチュラルリンクかという判断は、リンク元のサイトの質やリンク自体の特徴によって行われます。
ナチュラルリンクは、リンク元の記事が同じジャンルを扱っている場合が多いです。
関連性の高いホームぺージからリンクを受けている場合、信憑性の高い情報と判断される事が多いと考えられます。

・あなたのサイトは大丈夫?
低品質なサイトは検索をかけても出てきませんが、ウェブ上から完全に削除されたわけではありません。
中にはそのまま放置されていて、そこからのリンクが負の財産となってあなたのサイトの評価を知らない間に下げている可能性もゼロではありません。
「自分のサイトは大丈夫だろうか」という不安がある方は、外部リンクのチェックツールを使って被リンクデータを取得することができます。

Google Search Consoleを使用し確認することも可能です。
ダッシュボードにアクセスし、左メニューから「リンク」をクリックします。
さらに、右上にある「外部リンクをエクスポート」をクリックします。
基本的には健全な被リンクであるはずですが、全く知らないサイトや、不自然に多数のリンクを発しているサイトが見つかった場合は要注意です。

・低品質な外部リンクを受けている場合の対処法
1.サイトの管理者に削除依頼をする
管理者に問い合わせて、削除を依頼しましょう。
ただ、管理者から「対応ができない」と言われてしまったり、そもそも管理者と連絡がつかない場合も少なくありません。

2.リンクを「否認」する
Google Search Consoleを使って、不適切なリンクを「否認」することができます。否認すると、そのリンクからの影響を受けることがなくなり、評価が下がらなくなります。
否認するには、否認するリンクのリストをテキストファイルで作成し、リンク否認ツールのページからアップロードする必要があります。

・まとめ
あなたのサイトが質の悪いリンクで思わぬペナルティを受けていないか、今一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
ホームページ本舗では、Google Search Consoleの導入も行っています。
ホームページ作成から、管理まで、気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
[ご相談・お問い合わせはコチラからどうぞ]

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

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